激怒の浮気調査の事例

　お客様より事例紹介の提案を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

　ご都合により住所・イニシャルは伏せさせて頂きます。

　４０代女性　A様（仮名）の事例になります。

　ご相談の際の第一声は、「お金があまり無いのですが、浮気調査って出来ますか？」でした。

　浮気調査を依頼されたい理由についてお聞きしたところ、とにかくご主人が何をしているのかを知りたいとのことでした。

　A様曰く、毎晩帰りが遅い、スマホも私に見られないようにコソコソと操作している、夜の営みも激減した、なのに異様に優しくしてくることがある、とのことで、これは絶対に浮気をしていますよね？とのお話でした。

　確かに、いきなりそのような態度や行動が変わったら誰でも不安になります。

　それが浮気によるものなのかは分かりませんが、どうして毎晩帰りが遅くなるのか理由をちゃんと教えてもらえなかったら心配になるのは当然ですよね。

　予算が３万円とのことでしたので、GPS機器のレンタルを提案させて頂きました。GPS機器は自動車を利用される相手に対して有効な調査機器ですが、自動車のみの動きしか分からないというデメリットもあります。データの正確性も完璧ではなく誤差が発生することもご了承頂き、ご主人の自動車にGPS機器を設置してもらい一週間の行動を見てみることにしました。

　月曜日から金曜日とGPS機器のデータを見たところ、ご主人の自動車はほぼ毎日深夜１時まで会社の駐車場にあり、仕事帰りにどこか出掛けている様子はありませんでした。会社から自宅まで真っすぐに帰宅、コンビニエンスストアに寄っても数分といったところで特に不審な動きは見られませんでした。（①の調査）

　A様も意外な結果に、拍子抜けされておりました。しかし、安心したという反応ではありませんでした。

　それは、ご主人の態度の変化についての理由が仕事の忙しさだけとは思えなかったからです。

　確かに毎晩深夜１時まで残業していれば、疲れで夜の営みも激減するのは分かりますが、それまでのご主人は性欲旺盛なタイプで疲れていても夜の営みは毎晩できたとのことですので、いくら疲れていても月に１回あるかないかの回数はおかしいとのことでした。

　GPS機器のデータで判明したことは、深夜１時まで会社の駐車場にGPS機器があるということですので、それはご主人が会社にいたという意味ではありません。

　予算は出来るだけ抑えたいとの意向でしたので、深夜１時に会社を出て帰宅する様子を確認することで、ご主人の残業を信じようという話になりました。（②の調査）

　調査当日、２２時に会社の駐車場へ行ってみると、会社建物に明かりは無く、駐車場に無人のご主人の自動車があるだけでした。

　深夜１時になる頃、一台の軽自動車がご主人の自動車の隣に駐車し、軽自動車から男性らしき人物が降りました。

　その人物はご主人の自動車に乗り込み、軽自動車に手を振りながら発進しました。

　その後を追いかけたところ、A様の自宅駐車場に駐車し、A様宅に入ってゆきました。

　その人物は、ご主人でした。

　後の調査で判明しましたが、ご主人は、仕事帰りに職場の女性の軽自動車に同乗して毎日深夜１時まで出掛けていました。

　出掛け先は、ほぼラブホテルということで、その利用金額は安いものではありませんでした。

　A様が予算が無いとおっしゃっていたのは、ご主人が勝手に定期預金を解約していたからだと後日話して頂きました。

　その定期預金が、お子さん名義だったとのことで、どうしても許せないと追加の調査を依頼されました。

　A様の実家のご両親も大変憤慨されており、調査費用はご両親が用意されるとのことでした。

　毎日ラブホテルに出入りしておりましたので、調査日数が短期間で済みました。その分、調査費用も抑えることが出来ました。（③の調査）

　調査報告をさせて頂いたA様の反応は意外にも冷静で落ち着いてみえました。

　追加調査の依頼の際は大変憤慨されておりましたので、この反応は予想外でしたが、A様は事実を知ることが出来た安心感と、切り札を持つことで気持ちに余裕が出来たとのお話を聞き、納得致しました。

＜　調査費用　＞

①　GPS機器レンタル　２，０００円　×　５日　＝　１０，０００円（税別）

②　調査費　８，０００円　×　調査員１名　×　３時間　＋　車両代８，０００円　＋　ガソリン代　５０円　×　４６ｋｍ　＝　３４，３００円（税別）

③　調査費　８，０００円　×　調査員２名　×　７時間　×　２日　＝２２４，０００円

　　車両代　８，０００円　×　２台　×　２日　＝　３２，０００円

　　ガソリン代　５０円　×　１２５ｋｍ　×　２台　＝　１２，５００円

　　＝　２６８，５００円（税別）

合計　３１２，８００円（税別）